ビタミンKとは

ビタミンKはビタミンCやビタミンB、ビタミンEなどと比べるとあまり聞いたことが無いビタミンです。しかしビタミンKは身体を健康に維持するために不可欠なビタミンです。

 

天然のビタミンKには2つの種類があります。

 

一つはフィロキノンと呼ばれるビタミンK1で主に緑黄色野菜や緑茶などに多く含まれています。

 

もう一つはメナキノンと呼ばれるビタミンK2で、これは腸内細菌によって体内で合成されます。一般的にはこのビタミンK1のフィロキノンとビタミンK2のメナキノンを総称してビタミンKと呼んでいます。

 

ビタミンKにはメナジオンというビタミンK3も存在するのですがこれは天然のものではなく、わずかながら毒性も認められていることから通常使用されることはありません。
ビタミンKの体内での働きは主に補酵素としての働きになります。たんぱく質のグルタミン酸をカルボキシグルタミン酸に変換するために使われます。

 

このビタミンKの働きによって正常な血液凝固が促されるのです。さらにビタミンK2のメナキノンには骨の形成にも必要とされることから骨粗しょう症の治療にも用いられることがあります。

 

食物によって摂取されたビタミンKは小腸で吸収されて肝臓に送られます。肝臓に送られたビタミンKはリポタンパク質に取り込まれて血液と共に全身に行き渡り抹消組織に取り込まれます。

 

現在のビタミンKの食事での摂取状況は男性女性とも目安摂取量を満たしているため、理由が無い限り敢えてサプリメントなどで補充する必要はありません。

 

しかし乳児はビタミンKの体内生成がまだ不十分であるためビタミンK欠乏症の予防としてビタミンKシロップが投与されます。